カメラストラップの選び方と気を付けるポイント
カメラストラップを探すときのポイント
についてまとめておこうと思います。
※カメラストラップには
・首からかけるネックストラップ
・手首に通すハンドストラップ
・カメラをホールドした形で手を通すグリップストラップ
などがありますが、ここではネックストラップに限定します。
①素材
本革製、合皮製、化繊製、樹脂製、これらの組み合わせ品といったものが一般的です。
好みによる部分が強いですが、耐久性や耐水性が高いなどはプラス要素になるでしょう。
②ストラップのカメラ接続部のベルト幅
カメラストラップでカメラに接続する側を「接続部」と呼びますが、
・ベルト式
・ひも式
・リング式
に分かれます。多くのストラップがベルト式で、このベルトは
・化繊テープ(PPテープ、アクリルテープ)
・革ベルト
で構成されますが、小さめのカメラの方はこのベルト幅に注意が必要です。
ベルト幅は大抵10mm幅ですが、カメラの機種によっては8mm幅以下しか通らないものがあります。
ミレザワークスでは10mm幅、8mm幅、7mm幅の先端ベルトのものもご要望で製作しています。
③ストラップのメイン部の幅
メイン部とはストラップの首周りにくる部分を言います。
メイン部の幅が
・25mm~30mm程度のものは幅広め(スタンダードからワイドタイプ)
・10mm~15mm程度のものは幅狭め(スリムタイプ)
で分けられます。
カメラが重い場合やストラップが食い込むのを避けたい場合はワイドめなものを、
首周りをすっきりさせたい、カメラのごつい感じを与えたくない場合はスリムがおすすめです。
④ストラップの長さ
ストラップご購入時、普段のご自分が使用する最適な長さを覚えておくと良いです。
ここでいう長さとは「実用長さ」であり、
カメラにストラップを取り付けた状態での「吊り金具から反対の吊り金具までのストラップの長さ」のことを指します。
「実用長さ」は普段使い慣れたストラップの長さを測るのが最も正確です。
夏の薄着のときと冬服の厚みがあるときでもその長さで対応できているのではないでしょうか。
ちなみに、ストラップの最適長さを出すには体型や前述服装によって一意に決められませんが、
ミレザワークス独自の目安値の簡易計算式としては
斜め掛けストラップの実用長さ[cm] ≒ 身長[cm]×0.7
前吊るしストラップの実用長さ[cm] ≒ 身長[cm]×0.6
ぐらいだと思います。
長い短いの感覚も人それぞれなので難しいです。
ぜひ一度、今お使いの「実用長さ」を測られてみてはいかがですか?
そういえば、以前お客様が市販のストラップでサイズ寸法が160cmとなっていたとお問い合わせがありました。
これは「実用長さ」ではなく、ストラップのベルトを伸展しきった状態での「全長」表記ですのでご注意を。
これをカメラに取り付けて、丁度良いところでベルトをとめたときのストラップの端から端の長さが「実用長さ」です。
ご自分に合った、そしてカメラにも合った最高のカメラストラップが見つかりますように!
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